■近代文藝之研究|研究|歐洲近代の繪畫…(24)
- カテゴリ: その他
- 2010/08/04 12:34:07
■近代文藝之研究|研究|歐洲近代の繪畫を論ず 五(4)
やがて夕暮の靄がヴェールのやうに詩で以て川岸を包んで了ふと、見すぼらしい建物はひとりでに薄暗い空に消え込んで、高い烟突がイタリー風の鐘樓になり、貨物庫はそのまゝ夜の宮殿で、町全體が天空に懸り、神仙郷が我等の前に見はれて來る。旅人は家へと急ぐ...
島村抱月・著『近代文藝之研究』のテキスト・データ化ブログ。2014年02月に全文のデータ化終了。只今入力ミス等の校正進行中。
■近代文藝之研究|研究|歐洲近代の繪畫を論ず 五(4)
やがて夕暮の靄がヴェールのやうに詩で以て川岸を包んで了ふと、見すぼらしい建物はひとりでに薄暗い空に消え込んで、高い烟突がイタリー風の鐘樓になり、貨物庫はそのまゝ夜の宮殿で、町全體が天空に懸り、神仙郷が我等の前に見はれて來る。旅人は家へと急ぐ...
■近代文藝之研究|研究|歐洲近代の繪畫を論ず 五(3)
例へば始めに言つたマクコール氏の『十九世紀美術』が一篇の骨子とする觀察は、シモンズ氏の言つてゐる如く、自然の感じ(Sentiment)が其のまゝ藝術に這入つて來たのを十九世紀の特色とする點に存する、即ち藝術家の節奏(Rythm)でなく自然その...
■近代文藝之研究|研究|歐洲近代の繪畫を論ず 五(2)
啻に繪畫のみでなく、あらゆる近代の文藝には此の意味がある。夫の文學に於ける自然主義以後の傾向も亦た是れに外ならない。底の知れた人工や理想に行止まることを嫌つて、一飜して耳開目觀の現實からすぐ人工以上、理想以上の自然の眞に連續しやうとするのが彼...
■近代文藝之研究|研究|歐洲近代の繪畫を論ず 四(8) - 五(1)
元來裝飾的といふ語の内容は非現實的といふ事で、花を描いても鳥を描いても、花鳥の象はたゞ借り物に過ぎないから、現實の花鳥と連なる必要はない。色彩なり線條なりが、自分等の特殊の原理によつて整調せらるれば目的は達せられる。友禪の染模樣...
(3)大学のサークル仲間のフジナミ君ほか数名に:
この映画公開時にたまたま同じ髪形にイメチェンしていたので。
http://img10.shop-pro.jp/PA01048/590/product/19864992.jpg
(4)東京・鷺宮近くのスナック『ミモザ』の常連客マエダさんに:
今は完全...