Nicotto Town



_忘れない_


 砂の城_  砂の器_  砂に書いたラブレーター_ 全て波に消されて逝く
 時は移ろい_ 過ぎてゆく 
 今の一瞬も過去になる
 時は幻に似てる
 いい時も悪い時も_過ぎてゆく
 あの夏の煌めきも_ あの凍える寒さも_
 男が男であった時代も_女が女であった時代も_
 私は忘れない


寂れた繁華街の片隅で

  
 寂れた繁華街の片隅で_占い師に言われた言葉
 あなた何年かは、凶とでてます
 そうか_私は凶か_面白い
 占いの類はどうでもいいが_
 己が自身に事は 見えている
 嫌_凶に生きがいを見出してる_
 盆も_正月も皆無だ_
 嫌_街の喧騒苦手か_
 今日も_チェットベイカーが流れていれば_吉だ...


満天の星

  真夏の山頂は_
 特に明け方 星が降るように、空が近く感じるんだ
 暫くすると、そっと太陽が顔をだす_静かにね_
 真夏の暑さも忘れる_
 昔のことも、簡単に忘れたらいいね_
 此処は誰も知らない場所なんだ_
 雑踏の中の孤独も、山頂の孤独も_  帰らない昔も
 満天の星が降ってきた_...


雨にも負けて、夏の暑さにも負けて


 雨にも負けて 風にも負けて 雪にも夏の暑さにも負ける 丈夫でない体を持ち 決して怒り狂い いつも静かに泣いている スープと大盛りの肉を食らい あらゆることを 自分の勘定にに入れ 良く見聞きし理解せず そして放置する                 宮沢先生すいません 


風の中で独り


  諦めるとは、明らかにするという事だが
 都合の良い解釈で、事実は人により幾らでもある
 之が正義だ事実だと大上段から振りかざしてみても
 所詮斬れるのは空だけだ
 お互い虚しさだけが事実
 虚しさだけが、風を舞うか_
 風の中で独り_





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