「星の王子様」を読んで
- カテゴリ: 日記
- 2026/08/31 21:12:23
この本を読んで一番驚くのが、王子様が決定的に孤独であることなんだけど、みんな違うのかな? もちろん王子様に対人的な交流がないわけではない。むしろ王子様のストーリーには常に他者が存在する。 けれども、王子様の愛情は何というか相互交流ではない。薔薇は薔薇で王子様に決定的な個別...
この本を読んで一番驚くのが、王子様が決定的に孤独であることなんだけど、みんな違うのかな? もちろん王子様に対人的な交流がないわけではない。むしろ王子様のストーリーには常に他者が存在する。 けれども、王子様の愛情は何というか相互交流ではない。薔薇は薔薇で王子様に決定的な個別...
何も生まれない場所っていうのがあるんだ。種をまいても、肥料まいても耕しても水をやってもね。
キノシタが喋りだした。いつものことだ。
「バナナも?」バナナも。
「パイナップルも?」もちろん。育つわけないじゃないか。よりによってパイナップルが。じゃがいもだってヨモギだって無理だよ。
「花崗岩は?」それく...
カナさん。
どういったらいいかな。この手紙を書き終わるころ、僕は自分がまともでいる自信があまりないのです。でも、なんていうかな。僕はまともさと、まともじゃなさのあわい みたいなのを結構信頼しているんです。信頼?信頼ってあっているのかな。とても大事なものって思っているといえばいいのかも。ああ、ペンを走...
毎週同じに週1回、隣県の母の面倒を見に、電車とバスを乗り継いでいく。県庁所在地へのベッドタウン、というと聞こえはいいけどつまり、高速バスで県を移動しさらに電車とバスを乗り換えてようやく実家にたどり着く。
母は私を歓待する。もう彼女には後がないのだ。夫にも先立たれ、子供しか寄る辺がない。ご近所さんとも...
中学生から高校にかけての私のドグマは「今感じていることを忘れて生きることは一番醜い」ということだったし、まんまと私はその時感じていたことを何も思い出せない。まさしく忘れてはいけないと思っていたという記憶だけがあって、忘れたくないと思っていたものの中央にあったものは全く覚えていない。
救いがあると仮説...