庭先の椿の枝に小さな餌皿をつるした。都会にも野鳥はやって来る、特に冬場となると食料が少ないからかも知れない。残り物のハチミツとナッツとバターを固めたキャラメル、ついつい自分で食べてしまい少なくなってしまった。野鳥にはチョットした思い出がある。幼い頃に祖父の裏庭に大きな樫の木があった。夏も終わりの夕暮...
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✪マークは作り話でし
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
我が家では節分の日に必ずタイ焼きを食べる、皮がパリッとしてあんこがしっぽまで入っているものがお気に入りだ。当時のタイ焼きは焼く時にはみ出した生地が、ひれのようにくっついてしっぽまであんが入ってなかった。昔はそれなりに美味しいと感じたが、今の進化したタイ焼きには驚かされる。一時は米粉タイ焼きなるものに...
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サルトリイバラとは、ルリタテハと呼ばれる蝶の幼虫の食べ物だ。幼い頃、叔母の家の近くの林道に銀の実らしきものが生っていた。叔母言わく手に触れることにより、銀色になるのだと教えられた。鉱物の銀ではなく雪景色を銀世界と言い、朝露の光るのを銀露というような仮想の銀である。その辺は面白おかしく話してくれてのだ...
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月食を眺めてました、さしずめ神秘的な夜。ため息が切れてナミダアメ、きれいだ。瞳の中の夜明け、私の中の宇宙。二人の間の小さな黄色い月、あなたの心の中の小さな太陽。頬に冷たい風、思い出だけが空回り。こんな夜は一人じゃ寂しすぎる、会いに来てくれるね。この僕に。
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