今も静かに生き続ける昭和の家、
仕事がかなり早く終わり今日は父の実家を訪れた。
質素なたたずまいの中にある豊かさのようなもの、
心ひかれる、つつましやかな暮らし。
丁寧に住み暮らしたのだろう一つの家族の歳月が、
今もここを居心地のいい場所として想い出にしている。
玄関の引き戸を開けると、
思わず「た...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
今も静かに生き続ける昭和の家、
仕事がかなり早く終わり今日は父の実家を訪れた。
質素なたたずまいの中にある豊かさのようなもの、
心ひかれる、つつましやかな暮らし。
丁寧に住み暮らしたのだろう一つの家族の歳月が、
今もここを居心地のいい場所として想い出にしている。
玄関の引き戸を開けると、
思わず「た...
天使はいつも下界をみおろして思っていました、
人間になりたい人間になりたい人間になりたいと。
自分の仕事もしないで遊んでばかりいるこの天使を、
神様は飽きれてもいましがた心配もしていました。
ある日人間になりたいとあまりにしつこくお願いするので、
背中の羽根をとって下界に下してあげました。
天使にし...
ディナーの席につくと最初に小さな第一の前菜が運ばれきた、
次に第二第三と続く・・・。
パルド・ボロード、海の見える小高い丘の上にある小さなレストラン。
シェフ自らが運び丁寧に料理の説明をする、
「うちの味を知っていただくためのプレゼンテーションです」。
シェフが考える理想は、ゲストに自分の思いをしっ...
また今回はシャレた物が二つ届いた。
京都、掛札の木綿風呂敷だ。
一枚の布が風呂敷で包む物の形や大きさに合わせて立体に変えてしまうマジックは、
手先の器用な日本人ならではの物だろう。
このジャパニーズ・モダンと言うべき木綿風呂敷が誕生したきっかけは、
2004年の「18代中村勘三郎襲名」その挨拶の品と...
あと少しでお正月が来る。
外回りをしているせいか年々感じるのは、
お正月のお飾り物が少なくなった事。
昔は結構どこの家でも飾ってあったし、
お店なんかは必ず門松を見かけたものだった。
昨年などは特に見かけなかったような気もする、
これはたまたま私のまわりだけなのかもしれないけど。
何かお正月って雰囲...