私とサラは確かに鉄道の列車に乗り込んだ。
ひとつ目の駅に着いた時は雲の上で、
列車は空中を漂っている事が確実だった。
窓から透明な澄明な夜天いっぱいの星屑が見える、
天鵞絨の上に鏤められたビーズ玉。
ガラスの粒子は、シトリン・プラセム・ヴァーミリオン・・・。
乗っているのはどうやら飛行機のようだっ...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
私とサラは確かに鉄道の列車に乗り込んだ。
ひとつ目の駅に着いた時は雲の上で、
列車は空中を漂っている事が確実だった。
窓から透明な澄明な夜天いっぱいの星屑が見える、
天鵞絨の上に鏤められたビーズ玉。
ガラスの粒子は、シトリン・プラセム・ヴァーミリオン・・・。
乗っているのはどうやら飛行機のようだっ...
仕事帰りに立ち寄りたいのは、
夜景の見える静かなバー。
夜景は見えないけどアホなマスターは見える今のバー、
ここはここで楽しい場所だ。
私が一番最初にお酒を飲みに連れてもらったとこ、
まだお酒の味もわからないただ酔っぱらう水だと思ってた若い頃。
そのお店の扉を恐る恐る開いたら、
ピアノの生演奏の音色...
季節を通して美しき自然と対話する、
極上の休日という名の非日常。
部屋で癒しを取るのも好きだが、
何といっても自然が一番の癒しだろう。
春・・・
百花繚乱咲き乱れる桜の饗宴、
日本画のような世界にうっとりする。
夏・・・
瑞々しく力強い緑に覆われる山々、
清浄な空気に包まれる爽やかな海。
秋・...
いっもとはちょっと違う、今年の夏が間違いなくやってくる。
大規模な節電にクールビズと言う言葉は、
合言葉になるかも知れない。
そんなわけで、まず自分の周りから涼を考えたい。
古くから愛されてきた自然の風を感じる日本の道具、
「うちわ」だろう。
たぶんどこの家庭にも一つぐらいはあると思う、
その中でも...
彼女はほとんど化粧をしていなかった、
その素顔がとても素敵でよかった。
「素顔が素敵だょ」・・ってセリフを何回も云おうとしたが、
彼女を前にすると私の口はモゴモゴするばかりで何回も云えなかった。
その彼女と久しぶりに会うことになった、半年振りだろうか。
前の晩、私は夢を見た。
夢の彼女は化粧が派手だ...