久々の街並みは相変わらずだった、
人混みの中にもまれながら歩く。
玄関の前に着くと大きなヒマワリが咲いてる、
去年の残りだろう元気にのびてくれた。
風に揺れながら笑っているようだ、
ヒマワリは父の好きな花。
静かな人だけどよく笑う人だった、
私のつまらないジョークに大きな声で豪快に笑ってくれた。
そ...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
久々の街並みは相変わらずだった、
人混みの中にもまれながら歩く。
玄関の前に着くと大きなヒマワリが咲いてる、
去年の残りだろう元気にのびてくれた。
風に揺れながら笑っているようだ、
ヒマワリは父の好きな花。
静かな人だけどよく笑う人だった、
私のつまらないジョークに大きな声で豪快に笑ってくれた。
そ...
仕事のインターバル、部屋に戻ってしまうと出るのが辛くなる。
ならばその時間を使ってお買いものでもするか、サボリちゃうで。
CDショップ・・山達のアルバムが6年ぶりに出た、モチロン買いでしょ。
本屋を物色して立ち読みしてから、懐かし屋なるお店に鎮座する。
この店はかなりのマニアックだ、古い物から新しい...
とあるレストラン・・、
「クッショーン」
あのくしゃみはすぐに君だとわかった。
くしゃみをして首をかしげる癖、髪が短くなった以外昔のままだった。
「風邪でもひいたかな ? 」
「ええ・・そぅみたい」
私のななめ前の席、新しい彼氏は僕とはまるで違うタイプの男だった。
世の中にはずっと同じタイプを好きに...
頭を悩ます問題も
わずらわしい人付き合いも
余分な荷物はとりあえず
全部手の届かない所に置いてきた
君と二人 背伸びをしたら
空の青さに溶けてしまいそうだ
ココロの休日
私たちをさえぎるものは何もない
ここはホテルの部屋だった、
飲み過ぎてこのホテルに泊まっていることさえ忘れている。
夏も本番を迎えて、ようやくとれた休日のバカンス。
昼間だと言うのに、一陣の突風を先行させてカミナリがやって来た。
降り出すな・・と気付く寸前、
空間は暖かく湿り気を帯び乾いたコケやシダの香りを連想させた。
その他にも...