Nicotto Town


✪マークは作り話でし


✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし

✪ギャンブル (後)

「オーケイ !!」私は強く承諾した、
失くすもの・・・指1本か、得るもの・・・数千万円のフェラーリか。
ジッポーの威力はすでに証明ずみだ、
この8年ただの1度も着火しなかったことはなかった。
「10回続けて着火したら、フェラーリは君の物だ」
と男は落ち着いて言った。
チョロイもんだと私は内心ホクソ笑...

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✪ギャンブル (前)

サーキットの広大な駐車場に私はバイクを乗り入れ、
駐車スペースを探した。
たいしたレースでもないのに、駐車場はほとんど満杯だった。
わずかばかりのスペースを探してバイクを流していると、
真紅に輝くフェラーリが眼についた。
幸運なことに、横に程良いスペースがみっかった。
私はバイクを駐車させ、キイを抜...

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どうってことない

誰かとの出会いは常に唐突だ、
思ったようには選べない。
待っても来ないし、待ってないのに来たりする。
幸せをもたらすこともあれば、
厄介な何かを運んでくることもある。
今日、私は幸せだった。
別にどうって事のないことなんだけど、
お昼に食べたランチが美味かった。
それと、ここのマスターとの出会いもそ...

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握手

別に・・挨拶じゃん、
その手を握れば形式的な仲になってしまう。
何もかも見透かしたあなたの瞳は、
何て柔らかく温かいんだろう。

今も大好きな、しなやかな手。
気の引けるほど、私は冷たい手を差し出す。

温かくしてくれるかい、この世で一番哀しい握手。


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返事

あなたの返事はいつも
 

遠い街から

歩いてやって来るから

僕は待ちくたびれて

寝てしまうんだな~

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