グラスを持って
いつもの場所で
不思議なくらい黄色い月を
見上げている私
口に含んだ氷のように
哀しみもいつか溶けてしまうだろうか
そんな事を考えていたら
今
月が私を笑ったような気がした
不思議なくらい黄色い月
闇夜を照らしてくれる
でも気づいてほしい
そのそばで小さく光っている
私の事を
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
グラスを持って
いつもの場所で
不思議なくらい黄色い月を
見上げている私
口に含んだ氷のように
哀しみもいつか溶けてしまうだろうか
そんな事を考えていたら
今
月が私を笑ったような気がした
不思議なくらい黄色い月
闇夜を照らしてくれる
でも気づいてほしい
そのそばで小さく光っている
私の事を
地球はものすごいスピードで自転していて、
さらにその十倍のスピードで公転しているんだって。
そんなこと少しも気づかないで生活しているけど、
わたしたちは、よく振り飛ばされないょナ~~~。
宇宙って、不思議だょなぁ~~~。
昔の日本では父親の座る場所が決まっていて、
椅子や座布団がひとつだけ特別なんて光景があった。
それだけ特別な存在だった父親、
わたしの家にも父親の特別な椅子がある。
小ぶりだが座り心地はすこぶる良い、
居場所としての椅子と言う考え方にそれほど抵抗はないはず。
それなのに、
自分の居場所たる椅子にこだ...
仕事も終わり、のんびりとハイボールのグラスを傾ける。
酔った勢いでポケットから出したのは、ひとりで食べようと思ったコンペイトウ。
改まって説明の必要もないと思うが、
小さな粒を核として糖衣を重ねていった砂糖菓子である。
不思議とたまに無性に食べたくなる、
たくさんのツノの可愛らしさに子供時代魅せられ...
生まれる前に見ていた夢
睡蓮が浮かぶ淡い眠りの水の底に
囁くように聞こえてくる
エトランゼたちの夢の木の話
いつかひとりで歩けるようになった時
風の強い日にわたしは街を出た
ぺんぺん草のゆれる緑の丘で
月明りにのびるあの夢の木
だからわたしは夜を歩く
琥珀のランプをくれたロビンソンは気の合う友達...