あなたの言葉を
受け流すこともできたでしょう
あなたの心を
なだめることもできたかも知れません
けれど私はそうしなかった
だから
夜明けにお風呂に入り
心にシャンプーしているのです
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
あなたの言葉を
受け流すこともできたでしょう
あなたの心を
なだめることもできたかも知れません
けれど私はそうしなかった
だから
夜明けにお風呂に入り
心にシャンプーしているのです
棘のある言葉が、
小さな植木鉢の中にしまってある。
その言葉は、
大切なものを守るために育てている。
小さなサボテン。
手を触れなければ、
刺されることはないのに、
人はいきなり踏み込んでくる。
風にそよぐやわらかい草たちが、
自由に歌い自由に踊る風景が、
どんなにみんなをなぐさめるかを知りながら。...
大昔、
まだ恐竜が元気だった頃、
私はどこにいたのでしょう。
ある人は、
君はどこにもいなかったという。
ある人は、
たぶん君も僕も恐竜だったょという。
草食だったと思うけど・・・といいました。
遠い未来、
私はどこにいるのでしょう。
ある人は、
とっくに消えているょという。
別の日には、
地球さえ...
今宵もいそいそと、あの一杯を求めてあの店へ。
いつもの席にいつものメンバーがいる、
この店はメインがお酒という店ではないため、
日曜日でもお酒が飲めるし馬鹿が集まってる。
深い森に月が手招きしてメンバーを呼ぶのだ、
と言っても勝手の言っているだけなので呼び名はその時で変わる。
さてさて今宵の私のコー...
鼻をちかづけると清々しい柏の葉の香りがする。
それは、初夏の香り。
青々とした肉厚の葉をそっとめくると、
まっ白なお餅が姿をあらわす。
五月の青空に浮かぶ雲のようだ、
菖蒲の花が咲く風景。
五月人形のまわりで遊ぶ子供たち、
青い空で泳ぐ鯉幟。
爽やかな季節の映像がうかんでくる、
でも美味しい物はいつ...