どんなに気をつけていても机や椅子には、
いつのまにか小さな傷がついている。
人も関われば関わるほど、
お互いのどこかに必ず傷をつけている。
それが嫌なら、
無人島ででも暮らすしかない。
それもまた、
自分で自分を傷つけてしまうだろうし。
傷を怖がるよりも、
どうやって治すかを考えた方がずっと早い。
...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
どんなに気をつけていても机や椅子には、
いつのまにか小さな傷がついている。
人も関われば関わるほど、
お互いのどこかに必ず傷をつけている。
それが嫌なら、
無人島ででも暮らすしかない。
それもまた、
自分で自分を傷つけてしまうだろうし。
傷を怖がるよりも、
どうやって治すかを考えた方がずっと早い。
...
畳に座ると炭のかおりに気づいた。
澄んだ空気の中、
赤く焼ける炭の音がする。
障子を通して入ってくるひかりは、
そこにあるものを優しく映し出す。
季節の花。
その時期にあった掛け軸。
せみの声がコオロギの声に変わる、
秋は近いと鳴いている。
ホントにたまに茶道に誘われる。
なにがいいって、
もちろん...
ひとりでいるとき、
思いついたことや考えていることや感じたことを書いてみる。
想ったことや、やりたいこと。
もう一度、考えた方がいいこと。
それって、一人になれるとこならどこでも書けるんだょね。
書き始めると、
意外にたくさんのことを考えていることがわかる。
忘れていたことを思いだすこともできる。
...
雨上りの空には、
一瞬ときを止める程のきらめきが隠れている。
それに気づく人と気づかない人がいる。
その違いは、
空を見上げるか見上げないのか。
たったそれだけの違いだと思う。