濃紺の着物を着こなした年配の女性と出会った。
街中の和菓子屋さんでのことだ。
腕を伸ばした瞬間、
動いた袖から朱く染められた長襦袢が少しだけ見えた。
着物と長襦袢の色のコントラストがとてもキレイに見えた。
あまり見てると失礼になるので、
何気にウォッチングしてしまった。
ふたたびその人を見ると、
白...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
濃紺の着物を着こなした年配の女性と出会った。
街中の和菓子屋さんでのことだ。
腕を伸ばした瞬間、
動いた袖から朱く染められた長襦袢が少しだけ見えた。
着物と長襦袢の色のコントラストがとてもキレイに見えた。
あまり見てると失礼になるので、
何気にウォッチングしてしまった。
ふたたびその人を見ると、
白...
どういうわけか、
あるビルの6階に宇宙語の通訳事務所があり。
そこに何人もの宇宙人が待機してて、
宇宙からの来客を待っている。
彼らはみんな髪の毛がなくて、
丸坊主なのである。
そしてみんな同じ緑色のブレザーを着ている、
会社の制服なのだろうか。
仕事の依頼が来るまで、
彼らは自分の机でクロスワード...
1段目。
落ちる心配なし、地に足のついた眠り。
2段目。
まだ序の口、ただの2段ベッドです。
3段目。
上に5人いるとは、やや圧迫感あり。
4段目。
スペースの節約、重なって眠る安心。
5段目。
・・・・・、・・・・・。
6段目。
誰だ、歯ぎしりにいびきがひびくぞ。
7段目。
天使の寝心地、このあた...