いつの日か
そのためだけに
やさしい言葉をかけました
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
あの日
雨上りの昼下がりに
あの子の帽子は風に吹かれていってしまった
どこか遠くにいってしまった
きっとあの子の帽子は
のらりひらりと飛んでいる渡り鳥の群れに
声をかけて
空中散歩に少し疲れた赤い風船に
やさしく話しかけ
そして
風が運んでくる昔の匂いに
少しあの子を思いだし
あの子の頭がチョッ...
君がいない一日
それは
君の笑顔に会えない一日
降り出した雨に
また僕の心は
君を求めてる
この雨を君はどこで
誰と見ているのだろう
仕事柄、色々な場所に行く。
今日も今日とてお山の上でお仕事、
帰り道に行く時に見かけたお寺に寄ってみた。
楓の赤い葉が、お寺の庭をおおっていた。
風が一段と冷たく感じる、ついこの間まで暑かったのに。
その風の吹く中、赤く染まった楓を見てまわった。
お寺の廊下を歩いていると、寒さで足先がしびれてきた。...
自分のまわり、
ちかくのことを気をつけて見る。
ひとりのとき、
友だちと一緒のとき。
気をつけていないと、
そこにいるのが自分だけなのか友だちだけなのか。
そんな感じになってしまう。
だけど実際は、
まわりには色んな人がいる。
よく考えれば、
きちんとまわりを見れば。
そんな当たり前のこと、わかる。...