私は教えてもらった住所を頼りに、そのお店へと向かった。
その店はすぐに分かった、しかしそこは古本屋。
どうゅうことなんだ、何度確かめてもここで間違いない。
私はその古本屋の扉を開けた、中に入ると驚きで声にならなかった。
その並んでいる本がすべてスープの本なのだ、
それも世界各国のありとあらゆる。
こ...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
私は教えてもらった住所を頼りに、そのお店へと向かった。
その店はすぐに分かった、しかしそこは古本屋。
どうゅうことなんだ、何度確かめてもここで間違いない。
私はその古本屋の扉を開けた、中に入ると驚きで声にならなかった。
その並んでいる本がすべてスープの本なのだ、
それも世界各国のありとあらゆる。
こ...
私は無類のスープ好きである。
世界各国どこでも美味しいスープがあれば、
足を運んで飲んでみなくては気が済まない。
とあるひなびた街の洋食屋、
食事をしてるとカウンターで隣の客が話していた。
何やらスープの話である聞き耳を立てていると、
私はその話を聞いて千尋の谷に突き落とされたくらいのショックを受け...
秋の真夜中は
それぞれの約束を
確かめ合えて
いるのに
ポケットの中で
忘れられた
キャラメルが
溶けないうちに
食べてと
騒いでる