時の流れの中を漂ってる
連れて行って 夜の中へ
二人なら 幸せ
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
しわくちゃになった一枚の紙に包んである、
開いてみると一枚のポプラの葉が顔を出す。
かって世にも珍しい鳥たちのオペラ、
その名をあまねく知られた歌手たち。
高名なうえにも高名なさえずり手たちの、
仲のよい女の子なんでも語り合える友達だった。
彼女は雨のあとの白ツグミの黄色いさえずりは、
ぜんぶ知って...
女の人はお菓子に似ているという説がある、
よく花にたとえる人もいるが私はお菓子だと思う。
諸説からいうと、
女の人は食えるほど美味しそうでなくてはならない。
それじゃ男はなんだろう、
このさい男の話はどうでもいいのだ。
私のよく行く店には和菓子に似た人がいる。
何とも言えず色白のとこや豊満な胸、
そ...
この時期の星座は神話的だ、
ため息が切れてる。
瞳の中の夜明け、
チョット少しだけ宇宙が見える。
二人の間の小さな黄色い月、
あなたの心の中の小さな太陽。
頬につめたい風の草原、
ステンドグラスに描かれた女の子。
思い出だけが空回り涙雨、
会いに来てくれるね。
私に。
お酒を飲みながら本を読む、
何がいいか本棚を物色する。
酒がはいるとポワン~ポワン~してくるので、
文字が少ないものを選ぶようにしてる。
写真集もいいけど、絵本などもいい。
何冊か目を通した後、
決まって最後に開く白い本がある。
そのまん中のくらいのページに書いてある、
空に悲しみを捨てる方法をチョ...