くだらない質問をひとつふたつして
それにあの人がひとつふたつ答えてくれさえしたら
最高なんだけどな
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
みんな自分以外の誰かに憧れてる。
じゃんけんみたい、
パーには勝つけどグーには負ける。
後ろしか見えない、
憧れる人たちはみんな後姿しか見えない。
誰もが誰かに憧れてて、
そんな自分を後ろから見ている人もいる。
何もかにも持っているようでも、
欲しいものはある。
私の欲しいものは、
あなたかもしれな...
私はお米が好きだ。
一日一食だが、ご飯を炊く。
後はパンとか麺とかもあるので。
当然、お米にもこだわりがある。
そして、炊き方にも。
仕事帰りに寄った雑貨店。
何気に目について手に取ってみると、
そいつはずっしりと重量感が伝わってきた。
その感覚は自然と美味しいご飯が炊けそう、
そんな期待が伝わって...
友だちになれるかどうかは、
その人がいい人だとか趣味が合うとかっていうより、
考え方のセンスが合うかどうかっていう、
ちょっとした肌合いみたいなもので決めてるような気がする。
うまくいえないけど美意識、
「それ自慢でしょ」なんてこと平気で言ってて気づかない人は、
友だちにはいないね。
何気ない雑談の中で奴は言った、
「ペンは俺の第三の手だ」と。
ドキリとした、たかがペンである。
しかしこの世の中にはまだ存在しない、
頭の中だけにあるその思考を現実を、
世界に文字や図形として連れ歩くために必要な物だ。
そんなふうに思うのは私だけかと思ってたが、
奴が物をかくところを見たことがないの...