草一がシチューを作って遊びに来た。
コックも驚くその味、
一度でも草一のシチューを食べたならもう一度食べたくなる。
そんな不思議な味、まねできないものってたまにある。
たまたまもう一人悪友が遊びに来てて、食べてベックリしてました。
食べ終わってから、シチュー談義の始まりである。
何度も食べている私は...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
草一がシチューを作って遊びに来た。
コックも驚くその味、
一度でも草一のシチューを食べたならもう一度食べたくなる。
そんな不思議な味、まねできないものってたまにある。
たまたまもう一人悪友が遊びに来てて、食べてベックリしてました。
食べ終わってから、シチュー談義の始まりである。
何度も食べている私は...
三丁目の駄菓子屋さんで、
帰り際におやつを買った。
鞄の中で音がする。
いい音だ、
カラカラというお菓子の音。
あなたは真面目なものの受けとめ方をする、
そういうところがとても好きです。
雲と空にはさまれて、
波の音もきこえない。
退屈が見えそうな、
私の横顔からため息。
ふたりだったら、
どんなところだって楽しいのに。
あなたは私の白い帽子をとって、
笑いながら駆けていった。
折からの季節は冬すべてが白く光り輝き、
物憂げに私はすべてをなくしてもいいと思った。
なくしてもいいすべてが光り輝くすべてだったら、
私はこんなに泣き顔ではなかった。
こない電話をあきらめて、
忘れたはずではなかったか、
こんなところに来ても...
ただいまー・・・と言って帰ってこれる場所がある。
だから安心して出かけられる。
いつもの空気にいつもの匂い。
馴染んだその空気に匂いを嬉しく思う。