どんてん模様の午後、
遊びに来ていた友人はあくびをしなが言った。
「そう言えば、まだあのお菓子売っているのかな ?」
それは以前に何気なく立ち寄ったお店の和菓子。
鶉の形をした、ひと口サイズのおまんじゅう。
「食べたくなった・・・ね」そう言うともう手が付けられない、
道をPCタブレットで確認しながら...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
どんてん模様の午後、
遊びに来ていた友人はあくびをしなが言った。
「そう言えば、まだあのお菓子売っているのかな ?」
それは以前に何気なく立ち寄ったお店の和菓子。
鶉の形をした、ひと口サイズのおまんじゅう。
「食べたくなった・・・ね」そう言うともう手が付けられない、
道をPCタブレットで確認しながら...
雨は気分を憂鬱にする、
今年は雨の多い日が続く。
毎日のように湿度の高い日がつづく、
雨の風景は日常になっている。
あの広々とひらけた爽快な晴天が待ち遠しい。
友だちから電話でランチのお誘い、
この雨ではどこへ出歩くのも億劫になる。
なんだかんだ言いながらもお店に着く、
向かい合わせて円卓に座るなり...
計算違い、思いがけないこと。
人生は思った通りには進まない、
幸せと不運。
不幸からも、幸福からも。
まぬがれている人なんていない。
人はなぜ最初のいいところを、
忘れてしまうのだろう。
また。
人はなぜ最初の頃のように、
ふるまわなくなるのだろう。