腐ってみました 最終回
- カテゴリ: 自作小説
- 2012/06/23 19:54:33
最後なので、いつもより長めです^^ゞ
セルカの顔を両手で挟み顔を覗き込むように告げたティーグの言葉に、セルカは呆然とした顔を返した。
そのまま微動だにしないセルカに、ティーグは少し不安がわきあがる。
「・・・セルカ?」
覗き込んだままそっと声を掛けるが、やはり反応はない。
セルカの気持ちも確認し...
最後なので、いつもより長めです^^ゞ
セルカの顔を両手で挟み顔を覗き込むように告げたティーグの言葉に、セルカは呆然とした顔を返した。
そのまま微動だにしないセルカに、ティーグは少し不安がわきあがる。
「・・・セルカ?」
覗き込んだままそっと声を掛けるが、やはり反応はない。
セルカの気持ちも確認し...
「えと、じゃあなんでわかったんですか? ティーグさん」
じゃあって何だ…とか、
もうちょっと話の流れってもんを考えようぜ…とか、
言いたい事は頭にいくつも浮かんだが、ティーグはとりあえず自分が妖魔である事を告げた。
「はあ、そうなんですか」
(うん、まあ…そ...
さて、セルカに話すと決めたはいいが、何と言って切り出そう。
急がないと時間は待ってはくれない。
出会った頃は自分の胸のあたりにあったセルカの頭がいつの間にか目の前にあるように、人間の時間はあっという間に過ぎて行く。宿へ戻り、部屋の中にふたつあるベッドの内のひとつへセルカに腰を下ろさせ、もう一方にセル...
すみません、前回最後の部分は回想だったんです^^ゞ
自分がわかってると相手もわかってると思い込んでしまうと言う悪い癖が…。
失礼しました<(_ _)>
結局そいつは封印した妖魔に対する扱いがひどかったとかで、三匹の妖魔の攻撃をかいくぐって仕掛けたティーグの爪で瀕死の...
区切りを間違えた気がする…orz
もうちょっと進めておけばよかったわ^^;とにかく、中身はともかく外見はいいティーグは女性に誘われることも少なくなかった。
一人で旅をしていた以前なら相手が依頼人の嫁さんだろうが何だろうが誘われればそれに乗っていた。
たとえそれが家庭内争議に発展して離婚...
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