創作小説「封夢宮」(2/10)
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/11/08 00:32:55
「封夢宮~龍の眠る宮~」
第2話
「炎朱ー! 聞いて聞いて」
元気に声を張り上げてやってきたのは幼なじみでもある水愛というもうすぐ十八になろうかという少女だった。
部屋に帰って来るなり飛び込んで来たということは、どこかで見張っていたのだろうか。
「どうした? そんな格好のままで...
ここは「あき☆元綵」(はじめあき)の気ままなプログです。
趣味である創作活動の小説やアクセサリー作りなどいろいろ呟いてみたいと思います。
更新も不定期ですが、ゆっくりしていってください。
コメントをもらえると大喜びしますので、よろしくお願いします(笑)
伝言板も「伝言板」のカテゴリーに作っておりますので、気楽にどうぞ♡
「封夢宮~龍の眠る宮~」
第2話
「炎朱ー! 聞いて聞いて」
元気に声を張り上げてやってきたのは幼なじみでもある水愛というもうすぐ十八になろうかという少女だった。
部屋に帰って来るなり飛び込んで来たということは、どこかで見張っていたのだろうか。
「どうした? そんな格好のままで...
新作のファンタジー小説でございます。
よろしくお願いしますww
「封夢宮~龍の眠る宮~」
プロローグ
深く澄んだ水の中に、大きく影が揺れる。
こんな所に立派な神殿があると誰が思うだろう。
先程の荒れ狂った表面とは全く別世界の時間を感じさせない...
平行世界シリーズ
小説の在庫が…ということで、超短編を。
次期王の花嫁のその後ストーリーww
王妃の手紙
盛大な結婚式を挙げて、国から送り出してから数日後。コセラーナ王は一通の封書を開けていた。 クスイ国に嫁いだ娘のセーラからの手紙。 初めて訪れるクスイ国や新たな生...
優しい雨
第5話(最終話)
梅雨時ということもあって今日も空はどんよりと曇り、しとしと雨が降っていた。『智博は帰ったよ』と蒼から聞いていたのだが、玄関口の端の方に壁にもたれ、灰色の雲に覆われた空を見てる智博を見つけた。 智博はいつか雨宿りの軒下で見た時と同じような表情をしていた。 ...
優しい雨
第4話
『雨宿り…する?』 雲の切れ間に見える淡い空色の傘を差した彼女。 その時に見た長い黒髪と対照的な白い肌に白いワンピース姿。ずっと記憶に残っている。 どこか遠くを見ているような、不安気な瞳も。 その場だけの思い出にはしたくなくて、弱みにつけ込むようでズ...