Nicotto Town



【小説】紫翼のジーナ~14~

『紫翼のジーナ』6-①話
原案:はじめあき
作者:しゅーひ

クロストの後をジーナは無言でついていく。
前を行く男の背中を見つめながらジーナは考え事をしていた。
それは、先ほどのホルンとの死闘でもなく、自分の核羽の事でもない。前を歩くクロストの事を考えていた。

薬草を採取・加工し生計を立てるジアナ...

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【お題小説】ちくわ鍋

12月24日まであと1時間と迫った時間にバイトから帰宅した。
バイトのシフトで明日はバイトは休みだ。何も予定が無いのが泣ける。

こうなりゃ、ケーキ売りの飛び込みバイトとか無いものかと思案していたら、安アパートの乾いたチャイムが鳴った。

『よ!バイトおつかれさん』

右手に酒ビン、左手にコンビニの...

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【小説】紫翼のジーナ~13~

『紫翼のジーナ』5-⑤話
原案:はじめあき
作者:しゅーひ

突然、腕の中のリンが眩い光を放ち光りだした。
ジーナは戸惑いながらも記憶が少し蘇った。

「こ・・・この光は!そうだ、あの時のメニア族の魔導士の時と同じ光。ま、まさか!」

しかしながら突然、ジーナが光りだしたのをみたホルンは何事かと動き...

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【小説】紫翼のジーナ~12~

『紫翼のジーナ』5-④話
原案:はじめあき
作者:しゅーひ

ジーナは唯一動く左手をかざし防御の姿勢をとった。それが、まったく無意味だと判っていたが無意識に動いた。
今度こそマズいかと嫌な考えが頭をよぎった瞬間、動かした左手が誰かにぐいっと引っ張られた。

引っ張られたと同時に〈念〉によって封じられ...

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【小説】紫翼のジーナ~11~

『紫翼のジーナ』5-③話
原案:はじめあき
作者:しゅーひ

その頃、リンはひざをついた四つんばいで地面を進みながら
「核羽ちゃんや~い。どこですか~」と
真剣なんだか、不真面目なのかわからない口調でウロウロしていた。そして、
「青い羽ねぇ。あの時、どうも見た記憶があるような、無いような&helli...

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