~争いの無い世界~*裏切りと新たな敵Ⅶ*
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/07/28 04:53:53
玲「…?」
部屋に鈍い音が響いた後、自分に何ともないと気付いた玲は恐る恐る目を開ける。
するとそこには、床から出た蔓―――が、切り株の如く、切った所から上は床に倒れていた。
慧璃「全く…傷口から異物が入ったとか思わなかったの?」
そして目の前には、純白のシャツワンピースを...
小説をダララっと書いていきます。
オリジナル小説最終更新 2014/03/04
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玲「…?」
部屋に鈍い音が響いた後、自分に何ともないと気付いた玲は恐る恐る目を開ける。
するとそこには、床から出た蔓―――が、切り株の如く、切った所から上は床に倒れていた。
慧璃「全く…傷口から異物が入ったとか思わなかったの?」
そして目の前には、純白のシャツワンピースを...
゛侵入者警報、侵入者警報゛
あれから10分後。
可憐の基地の警報が辺りに鳴り響く。
可憐「…あら、何事?もしかして、あの逃げた三人かしら?」
バサリと扇を開くと、家来達はムービーを映し出す。
映し出されたムービーに目を通してみたが、侵入してきたものが見当たらない。
すると、風の音が聞こ...
倒れた玲の背中には、小型ナイフが刺さっていた。
その小型ナイフは煉の所持物。
どうして刺さっているのか…
何故妹の煉が姉である玲の背中を刺したのか…
全ての事を頭に入れ、全ての事を推理する。
何か分かると、塑羅は銃を一つ取り出して煉を撃つ。
煉は弾をひらりとかわす。
塑...
月の基地から戻ってきた後、玲は丘の木の下にいた。
ポケットから携帯を取り出し、他の人に連絡する。
星姫『はい、もしもし?』
玲「星姫?私だけど」
星姫『あ、玲先輩?煉ちゃん見つかりました?』
携帯の向こうから、気まずそうに聞く星姫の声を聞き、玲は眼を瞑って言った。
玲「煉は…見つからな...
玲「…ッ煉ー!!」
召喚族の里で、玲は妹の名を呼びながら探していた。
星姫に知らされ、探し始めて1時間は経つ。
刻々と時間が立つことにより、玲は焦りを感じていた。
ふと、月の言葉は頭に過る。
―――――『その子の傍から離れないほうがいいわよ』―――――
玲(そんな事言われずとも...