どうして私の邪魔をするの?2
- カテゴリ: 自作小説
- 2015/06/11 22:55:15
「レヴァテを感じる」と、レティは言う。
「どこ?どこへ行けばいい」
「このまままっすぐ」
「わかったわ」
「いいの?戦うことになるよ」
「リーザと戦うわ。そしてリーザを取り戻す」
マリアはそれだけ言うと飛び出して行った。
「親友。いいものね」と、レティは言う。
レティも後を追いかける。
渓...
グイ・ネクストのつぶやきなどを日記でつづっております。
あと詩をつぶやいたりします
感謝の言葉を発信していきます
「レヴァテを感じる」と、レティは言う。
「どこ?どこへ行けばいい」
「このまままっすぐ」
「わかったわ」
「いいの?戦うことになるよ」
「リーザと戦うわ。そしてリーザを取り戻す」
マリアはそれだけ言うと飛び出して行った。
「親友。いいものね」と、レティは言う。
レティも後を追いかける。
渓...
「そこをどいて」
「どかないわ」
「アレフと私をくっつけたくないのね」
「そうじゃないわ。そうじゃないけど・・・」
「それ以外にどんな理由があって、今、リーザの邪魔をしているって言うのよ」
「あなたの命に関わる事なのよ」
「リーザの命?いくら親友であるマリアと言えど、言っていい冗談と悪い冗談があるで...
沈黙が訪れる。さっきまで論議していたのが嘘のようだ。 セシル様は覚悟を決めたのか目をつぶられた。「まもなく時間よ・・・」と、市長エリスは言う。 砂浜に波が打ち上げる。その波の向こうにトカゲの頭を持ち、二足歩行で歩くリザードマンが現れた。右手に剣を持ち、左手にはウロコの盾を持って...
砂浜を水平線を見ながら歩いて行くと、ボクを含め黒ずくめのローブを着たギルドのメンバーと緑のローブを着た市長エリスたちがいる。 噂には聞いていたが、ほんとに銀髪なんだなと、ボクは市長を見た。 ただそれよりも気になったのはギルドマスターであるセシル様とファザル様だ。 セシル様は金髪でロングストレート...
宿の入口から黒い服を着た紳士が二人、やって来る。
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「お待ち申しておりました。王様、まことにお逢いできた事、心より感謝申し上げます。部屋は最高級のスゥートルームをこの日ために増築しました。どうぞごゆるりとお過ごしくださいませ」「この者は...
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