~争いの無い世界~*最強少女の知られざる過去Ⅳ*
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/10/21 19:58:45
召喚族――…。
間違いない、この気配は、私と同じ。
――…
何でそんなことを言うのだろう、みたいな表情でこっちを見た。
――…何か言いたいことあるんじゃないの
――…どうして私が召喚族と…
やっぱりね。
そういう質問だろう...
小説をダララっと書いていきます。
オリジナル小説最終更新 2014/03/04
「メモりんちょ。」→http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=371257&aid=54962344
召喚族――…。
間違いない、この気配は、私と同じ。
――…
何でそんなことを言うのだろう、みたいな表情でこっちを見た。
――…何か言いたいことあるんじゃないの
――…どうして私が召喚族と…
やっぱりね。
そういう質問だろう...
――皆の者、新しく里に加わった者を紹介するぞ
教室で。
昨日の話では黒い布の人はこの里では大ババ様と呼ばれているらしい。
大ババ様は今教室に居る皆に紹介した。
「少しでも不安を取り除けるように」と大ババ様が見られるような教室にしたらしい。
とりあえず私は窓際で一番後ろの席に座る。
周りから、視...
翌日。
太陽の日射しは薄い雲で覆われ今まで眩しいと思っていたけどその日は柔らかな日射しで世界を見ていた。
私はまた丘へ登る。
丘の上にある小さな石と石板を埋め込んだ物。
小さな石も、埋め込んである石板にも、私の両親の名前が書かれていた。
それは昨日私が「不思議な力」を使って書いたもの。
私はそこに...
それは七歳の頃。
そのころには優しいお母さんと、厳しくて怒ると怖いお父さんが居た。
とある出来事。
不思議な力が宿ると言われていた私は、その力で一般人を傷つけてしまった。
それからだった。
今まで通っていた学校で、差別が起こった。
学校に行けば、「さっさとどこかへ行ってしまえ」と書かれた紙が靴箱...
あの後皆は召喚族の里に戻った。
玲は若干寝ぼけつつだったが足をちゃんと動かし、里まで歩く。
里の入り口…門をくぐると美浪は足を止め、立ち止まる。
美浪「…なあ」
そして皆を呼ぶ。
その声で皆は振り向いた。
美浪「此処…私たち里の奴らって過去に&hellip...