♪ニコッと時代劇 外伝~紅と蒼の休暇~その六♪
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/03/28 20:51:17
下町布団屋 綿の屋ばさばさばさ・・・
蒼「姫様ー!」
紅「姫様ー!」
綿の屋番頭「どうかご勘弁を…。
あああ、そう布団を散らかしては…。」
その時!
紅と蒼に向けてにどこからともなく矢文が飛んできた!!
蒼は枕を投げつけた。
矢文が刺さると同時...
のほほんと暮らしています♪
下町布団屋 綿の屋ばさばさばさ・・・
蒼「姫様ー!」
紅「姫様ー!」
綿の屋番頭「どうかご勘弁を…。
あああ、そう布団を散らかしては…。」
その時!
紅と蒼に向けてにどこからともなく矢文が飛んできた!!
蒼は枕を投げつけた。
矢文が刺さると同時...
浅○の歌舞伎座
蒼「この歌舞伎座のどこかに姫はいらっしゃるのか…?」
紅「歌舞伎の内容など、頭に入ってきませぬな。」
蒼「こう人が多くては…」
その時!
紅と蒼に向けてにどこからともなく矢文が飛んできた!!
カキーン!
蒼が短剣で矢を跳ね飛ばした。
...
カポーン…
コーン…
下町○谷の湯屋、「梅の湯」。
蒼「姫は何処!」
紅「湯船か…!?」
ざぶん…と湯船へ紅と蒼が入り、姫を探す。
その時!
紅と蒼に向けてにどこからともなく矢文が飛んできた!!
 ...
蒼「…『紅、蒼、姫の危機。
即刻、下町○谷の湯屋「梅の湯」へ来られたし。』」
紅「姫の危機!?」
蒼「湯屋に何があるのでしょうか…!」
紅「とにかく、急いでまいろう。」
蒼「はっ!」
二人はすいーつをそのままに、茶屋を飛び出した。
...
「きゃっー!!」茶屋の客が叫んだが、
紅と蒼はさっと腰をかがめ、座っていた木の椅子を盾にした。
紅「蒼!」
蒼「はっ」
二人は注意深く周囲に気を配りながら、
文がついている矢を机から抜いた。
紅「何と書いてある。」
蒼「…通達文…じいや様からです!」
紅「何...