ぐだぐだ劇場R【5】もう一人の来訪者
- カテゴリ: 自作小説
- 2022/06/26 18:23:38
シニュフォード・メンドーサ隊は、死ぬほど面倒なことを押し付けられる部署である。苦情処理、揉め事の仲裁、ペット探しなど街の人たちの依頼を請け出動する「何でも屋」みたいな組織である。
ここは、シニュフォード・メンドーサ隊事務所の食堂。現在、お茶会の真っ最中。「スイちゃん~、ギューちゃん~、あ~んして~」...
シニュフォード・メンドーサ隊は、死ぬほど面倒なことを押し付けられる部署である。苦情処理、揉め事の仲裁、ペット探しなど街の人たちの依頼を請け出動する「何でも屋」みたいな組織である。
ここは、シニュフォード・メンドーサ隊事務所の食堂。現在、お茶会の真っ最中。「スイちゃん~、ギューちゃん~、あ~んして~」...
マリアは、メンドーサ隊の事務所に向かう前にお持ち帰りで「くまくまブレンドのハーブティー」の茶葉と大量のドーナツを買った。「マリアちゃん、いつもありがとう。またよろしくね」と、黒い小グマのリリ。マリアとセルフィたちは「くまくまベーグル&ドーナツ」を後にした。
「すみません、セルフィさんにまで持たせてし...
【前回までのあらすじ】水牛のスイとギューとの遭遇、看護兵のマリアとの再会。気づかぬうちに異世界に来ていたセルフィであった。
「あの、大丈夫ですかぁ?セルフィさ…」ぐぅー。マリアとセルフィの腹時計が12時をさした。「とりあえず、何か食べましょう」「スイー!くまくまドーナツ!」「ギュー!く...
【前回までのあらすじ】ごく普通の女子高生「セルフィ・イチハラ」が独白している。そんな彼女に声をかけてきた人物とは…!?
「スイ!」『ギュー!』「二匹揃って…」『水牛~』セルフィに声をかけたのは人ではなかった。肩乗りサイズの二匹の小さい水牛だった。「スイちゃんとギューちゃん...
セルフィ「え?…最初は「はじめましてのご挨拶」をするんじゃないの?」蘭々「そんなことしてたら、お客さんが帰っちゃうでしょ?」セルフィ「ええっ!?そんなぁ~!聞いてないよ~!」蘭々「と、いうわけで…本編スタート!」
『いきなり、そんなこと言われても…。まだ心の...