Nicotto Town



ASOBI足りない

Be:9 zancoku na kkecca

身体の向きはそのままに、右手の剣を逆手持ちに変えながら相手の左側に素早く移動する。
鉄棒が振り下ろされた直後に、剣を彼の喉仏に持っていく。
 
力を込めてそのまま水平に押していく。
 
声にならぬ声をあげながら彼は喉を押さえながら倒れる。
むなしい音を立てて鉄棒は転がっていく。
...

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Be:8 yasei ni makaseru

「そこの広場だ」
言って、彼はスタスタとそちらに歩いていく。
 
僕が愛香に軽く手を振ると、愛香は再度僕を睨み、涙をこぼした。
取り巻きは早く行けよ、と促す。
 
 
 
踵を返して金髪の方に向かう。頭では様々なことが浮かぶ。
 
カモフラがばれない...

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Be:7 keicaku

速度が遅くても走り続ければ結構進むようだった。
知らず知らず、あまり人の通らない道を通ってきたのか、
幸運にも他の参加者とはすれ違わず、気付いてみれば知らない街。
 
「一旦止まろう。
青鬼都市、だっけ。ここって」
息を整えながら彼女に訊ねる。
 
「はい、たしか…...

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Be:6 otouto no yome

このまま放っておけば必ずこの子は殺されるだろう。
どう生かすか、それが問題だ。
 
そして新しい疑問がひとつ。
果たして会う人、会う人、全員を殺さなくてはならないのか?
 
確かに賞金5000万と、脳味噌に入れる最新のコンピューターは
千人限定だけど、僕はそれが欲しいのだろうか。...

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Be:5 onnanoco

顔を上げてそちらを見る。青い光は消滅していた。
バルブを締めて、左手を傘に、右手を柄にかける。
  ぐるっと一周見渡すが他に敵はいないようだった。光の点滅した方に歩き出す。
僕と、もう1人の誰かしかいない公園で、僕の靴は静かに砂を擦った。
  「出てこいよ。正面勝負でいこう&he...

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