Nicotto Town



萌創記<×妄想記>(笑)
できる限り日々の出来事をtwittしていきたいと思います。

波及<上>(自作小説倶楽部お題)

波及<えすかれーしょん>上副題:自作11月/ 「波『波及<えすかれーしょん>』」

  主は曰く、敵を倒せやっつけろ!
  「えーと、詰み(チェックメイト)だ。きみの負け」
「え・・・・・・? あ! ちょっと待った! 今のなし!!」
少女は、きらめくウェーブブロンドをしゃくって叫...

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フェアリング・サーガ<2.6>

<from2.5>
 時間だ。
プラットフォームの通信ゲートが開き、暗号化されたデータリンクが閉鎖電脳の閉ざされた扉を開いたはずだ。
ヒムは標識ブイの光学通信レーザーにテストプログラムを乗せてプラットフォームへ向けて照射する。反応は、問題なし。渡り綱は架けられた。
 扉が開いているのはあと3分と少し...

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フェアリング・サーガ<2.5>

<from 2.4>

彼はヘブンズ・ゲートの♪マークの付いた呼び鈴を連打した。
ボボ、ボンと、煙が上がって、鍵師が呼び鈴を連打した数だけ登場する。
次に、彼は指を鳴らす。ぱちん、ぱちぱちぱちん…以下略…。するとオートボットが指のならされた数だけ、ぼぼん、と出...

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フェアリング・サーガ<2.4>

<from 2.3>

ミラーリング・アバターと似たような機能は、自律判断プログラム、オートボット・アバターにも存在する。しかし自律的な判断能力、概して知性と呼ばれるそれには個体差が存在し、電脳空間上においてもその情報判断基準に規格性を持たせることは難しい。
また、オートボットの収拾可能...

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フェアリング・サーガ<2.3>

<from 2.2>
彼は、帰還したオートボット達の持ち帰ったデータを基に、ミッションの準備を整えた。
彼の自電脳の作業空間には、ミッション用の展開したアプリケーションの姿があった。
その容姿は、出来の悪いSFマンガに(最終兵器として!)登場する様な用途不明のパーツがゴテゴテと盛られたロボット(ばか...

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