創作、小説…じゃない(笑)「Piano」
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/09/06 20:56:04
「TONE」のプロローグ的な話です。
「Piano」
あの時から、黒く重いフタを開けていない音楽科への受験から2度目の季節が近づいてきていてもなくしてしまったカギは、まだ見つからない ポーン……音が鳴った僕の指の動きと連動して造られた電子音が...
ここは「あき☆元綵」(はじめあき)の気ままなプログです。
趣味である創作活動の小説やアクセサリー作りなどいろいろ呟いてみたいと思います。
更新も不定期ですが、ゆっくりしていってください。
コメントをもらえると大喜びしますので、よろしくお願いします(笑)
伝言板も「伝言板」のカテゴリーに作っておりますので、気楽にどうぞ♡
「TONE」のプロローグ的な話です。
「Piano」
あの時から、黒く重いフタを開けていない音楽科への受験から2度目の季節が近づいてきていてもなくしてしまったカギは、まだ見つからない ポーン……音が鳴った僕の指の動きと連動して造られた電子音が...
「TONE」
最終話
ライブハウスから吐き出された夜の町。
近くにあった遅くまでやっているファミレスでちょこっと腹ごしらえ。
それは皆も同じ考えらしく、見るからにライブに参加していた人達がいくつものテーブルを占拠していた。
「よかったね」
「うん、楽しかったね」
妙に私もテンション...
「TONE」
第5話
キーンと一番端の鍵盤を叩く。
「俺が楽しむためのライブだから、さ」
振り向いた視線の先はユウ。
「俺の夢、叶えてよ」
「わがまま」
「今更だろ」
タキがユウをほらと促す。
近くで見たピアノ前に立つ彼は、間違いなくあの時の彼だった。
「曲は?」
「あ...
「TONE」
第4話
みんな今日のライブ、いつ知ったの?」
会場内から
「お昼頃ー」
「夕方にー」
と呼びかけの質問に大声で返す声。
「お昼頃の人ー?」
と手を上げると半分くらいの人が同じように手を上げた。
隣の友達も手を上げてる。
私は…その友達の情報で夕方前く...
「TONE」
第3話
真っ暗の中、中央に人影が現れた。
きゃあーと女の子達の歓声(叫び)があがる。
その声には“これで別人だったら許さねぇ”との殺意めいた思いも感じられて…もちろん私も込めさせてもらったが。
「こんばんは~~」
と間抜けした呼びか...