貴方に注ぐ愛 【 短編小説 】
- カテゴリ: 自作小説
- 2014/01/02 22:40:48
貴方に注ぐ愛 【 短編小説 】
道端の隅っこで咲く一輪の花のように、私は目立たない。足も止めてもらえず、行きかう人々を見つめるだけ。こんな価値もない、愛してもらえない微かな命は…咲いてる意味があるのだろうか?
今日もそんな自問を繰り返す。答えは一切返って来ない。そりゃそうだ。私には答...
小説とか書いてますよかったらみてくださいm(_ _)m
大好きなのでゲームの日記もたくさん書きます^^*
ゆっくりしていってね!!(゜∀゜)
貴方に注ぐ愛 【 短編小説 】
道端の隅っこで咲く一輪の花のように、私は目立たない。足も止めてもらえず、行きかう人々を見つめるだけ。こんな価値もない、愛してもらえない微かな命は…咲いてる意味があるのだろうか?
今日もそんな自問を繰り返す。答えは一切返って来ない。そりゃそうだ。私には答...
遠距離 【 短編小説 】
今日も冷たいドアノブを捻り、一人寂しく部屋に入る。数ヶ月前まではいつもあった安心感も今となっては消えている。今は不安の波に呑まれて毎日苦痛でしかなくなってしまっている。唯一、安らぎを与えてくれる時間と言えば彼と電話してる時間くらいだ。
今日もコーヒーをカップに注ぎ、机に乗...
コスモス 【 短編小説 】
貴方の姿はもうない───。左右を見渡し、探し回ってもどこにも居ない。いつもコーヒーを淹れて「おはよう」って言ってくれる彼も居ない。
…どこへ行ったの?
*****
ピ....ピ....ピピピピピピッ....!!!
今日も耳を壊す勢いで鳴り響く目覚まし...
第十二章 『 何かの芽生え 』
あの夜から翌日…、いつもと何も変わらない朝が来た。枕元に固定したかのように置いたスマホは一切光らない。変わった、としいて言うならば私の酷い寝癖だ。
あんなに綺麗にまとまっていた前髪もボサボサ。もう何がなんだかわからない状態に陥っていた。
──どうすれ...
笑顔で 【 短編小説 】
本当の本当に大好きな人に今、私は手を振る。それは彼の目の前でなく、彼の見えない心の中で──。
別に見て欲しいと思ってるわけじゃない。むしろ見えないようにしてるのは私。彼の気持ちに気づいてしまったから……。
「 …ねぇ、七海 いつ...