セミューレの滝から「エーテル」を持ち帰ったボクたちは、アマテラス様に会いに行った。スコットは何故か嬉しそうだ。 銀の扉を開け、玉座の間へ進む。 美しい長い赤髪、やさしい黒い瞳でボクたちを包んでくれるかのようだ。「姉さん!スコット、ただいま帰りました」と、スコットは嬉しそうに報告し、跪く。「よく帰っ...
グイ・ネクストのつぶやきなどを日記でつづっております。
あと詩をつぶやいたりします
感謝の言葉を発信していきます
セミューレの滝から「エーテル」を持ち帰ったボクたちは、アマテラス様に会いに行った。スコットは何故か嬉しそうだ。 銀の扉を開け、玉座の間へ進む。 美しい長い赤髪、やさしい黒い瞳でボクたちを包んでくれるかのようだ。「姉さん!スコット、ただいま帰りました」と、スコットは嬉しそうに報告し、跪く。「よく帰っ...
黒い大きな扉の前に来た。その扉が、まださわりもしていないのに、勝手に開く。どうぞ、お越しまし。とでも、言われているみたいだ。ボクたちはお互いに顔を見合わせ、中へ進んだ。とても広い場所だった。天井は高く、両脇には黒騎士が十人ずつ控えている。そして前方には三十人ほどの黒騎士と、青い長髪をしていて、ボク...
暗い穴の中をタイマツを頼りに進む。 道は一つだった。 本来、二つ、三つと、別れ道があるはずなのに、別れ道は塞がれていた。 誰かが故意的にボクたちを一つの場所へ導こうとしている。 罠だ。 そう、思ったのはボクだけじゃなかったようで。隣にいる赤髪のスコットが話し出した。
「おい、リルル。やっぱりやめよ...
それともリリィが読んでいる愛読書の「神」とは何なのか?「ルゥ…。私、父様にまた会えるって。わかっちゃった。闇を照らしてくれるのが、「光」…。ねぇ、ルゥ。私もあなたも」「ボクもニナも…冥府の底にまで落ちなければ、「光」に出会えぬ極悪人なのかもしれない」「ええ、...
地にさわり、地に帰る。ボクは崩れた宿屋の跡地で、スコットの作ってくれた結界の中で、火を焚き、土をさわっていた。「生まれ変わったら、また遊んでね」そんなリリィの声が胸に響いてきた。嬉しかった。素直に単純に。とても嬉しかった。「生まれ変わらずとも、遊ぶよ。リリィ」リリィの笑顔が見れた気がした。それは一瞬...
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