秘密指令 紅響子 シリーズ プロローグ2
- カテゴリ: 自作小説
- 2014/05/03 06:10:03
ミイラ男は破れた包帯から現れた顔を慌てて手で隠すと、ジリジリと後ろに下がっていった。
ガシャーーーン
ミイラ男は、後ろの窓ガラスに飛び込んで外に転がり逃げた。
ブーーーーーン
バイクの音がする。ミイラ男がバイクで発進した音だ。
紅響子は、薔薇鞭を窓枠に向かって投げた。
シュッ
薔薇鞭は...
(お願い:この作品はポプラ社小説大賞応募予定作品につき、作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦ください。☆一部名称等ニフティに帰属する部分は投稿時に変更することとする。☆この作品の著作権はわむたんに帰属します。)
ミイラ男は破れた包帯から現れた顔を慌てて手で隠すと、ジリジリと後ろに下がっていった。
ガシャーーーン
ミイラ男は、後ろの窓ガラスに飛び込んで外に転がり逃げた。
ブーーーーーン
バイクの音がする。ミイラ男がバイクで発進した音だ。
紅響子は、薔薇鞭を窓枠に向かって投げた。
シュッ
薔薇鞭は...
古い棺(ひつぎ)が置かれている。
ガタガタガタ・・・
古い棺の蓋が小刻みに揺れ出した。古い棺の蓋が少し横に動くと5本の指が隙間から現れた。
紅響子(くれないきょうこ)は薔薇鞭(ばらむち)を胸の所まで持ち上げ身構えた。
「きえーーーーーーー!」
古い棺の蓋が吹き飛んだと思うと、中から全身を包...
「宮内、田部・・・」
佐山隊長は、さっと敬礼をすると、胸のポケットから1枚の写真を取り出した。4人の家族写真だ。自分と妻と子供2人がニッコリ笑ってのぞいている。
みんなを守るぞ・・・
佐山隊長はつぶやくと機体を旋回させて残る敵3機に向かっていった。
敵は3機、こっちは1機だ。普通の戦闘方法で...
ネオKKK総帥レッドKは指令を出した。
「よし!あと2匹うるさい蠅どもめ!ブラックキラー隊出撃せよ。うるさい蠅どもを叩き落とすんだ!一人も生かして帰すじゃないぞ!殺せ殺せ!皆殺しだ!」
宇宙空母ブラックダイヤから5機の真っ黒い戦闘機が飛び出してきた。
「田部一尉。敵空母から5機の戦闘機が出て来...
宮内一尉は、怪力ロボットMS-068号をロックオンした。
「ミサイルAAM-4発射!」
キューーーーイーーーン
F-15JイーグルからミサイルAAM-4が発射されると怪力ロボットMS-068号に向かって飛んで行った。
バーーーン
ミサイルAAM-4は命中した。怪力ロボットMS-068号は大...