Nicotto Town


信じる事から、叶うか叶わないか決まる。


小説とか書いてますよかったらみてくださいm(_ _)m
大好きなのでゲームの日記もたくさん書きます^^*
ゆっくりしていってね!!(゜∀゜)

恋の芽が出る頃に 【 第十八章 】

第十八章 『 雪だけが、知っている 』

出勤して今日もいつも通り働く。それはまるで彼の事を記憶からかき消すように…。

「 今野、ここやっといてね? 」

「 あ、はい… 」

上司に投げ掛けられる汚れ仕事。女に任せるのは所詮、コピーかお茶を注ぐかだけ。最近ようやくパリ...

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行かないで 【 前編/短編小説 】

行かないで 【 前編/短編小説 】

「 行かないで 」

ポツリと大きな背中に投げ掛けた言葉。だがその背中はピタリと一瞬止まっただけで、振り向かない。

「 なんで? 」

尋ねても返事はない。手を伸ばしても届きそうもない。彼の冷たい手を握ってみれば、一瞬にして解かれてしまう──…。...

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瞬き 【 後編/短編小説 】

瞬き 【 後編/短編小説 】

あれから数日が過ぎた。別に何事もなく、平和に過ごせたと思う。

──…今日までは。

◆ ◆ ◆

それは数時間前の事。

「 あ、川崎 」

呼び止められ、振り向く。そこには息切れした大山先生が立っていた。

「 ──…?何か? 」

下...

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傍に居て 【 短編小説 】

傍に居て 【 短編小説 】

今日もコンクリートの壁にするりと伸びる長い影。その影は軽々しく屋根の上へとのぼって行った。そして冷たく光る月に向かって大きく鳴いた。

「 ニャー.... 」

それはまるで寂しさを歌うかのように....。大空へと貫くその声は神の元へと届いた。

『 ──&hellip...

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瞬き 【 前編/短編小説 】

瞬き 【 前編/短編小説 】

私は瞬きが嫌い。なぜなら、貴方の顔を一瞬でも見れなくなるから。私は瞬きが嫌い。なぜなら、貴方との時間が一秒でも削れてしまうから。

....瞬きすれば貴方はいなくなってしまう。....瞬きすれば貴方の手はすぐに解けてしまう。

もう少しだけ傍に居てよ...あと少しだけ...

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