【DH】 アルシア 2 舞踏会の片隅で
- カテゴリ: 自作小説
- 2018/11/18 20:14:15
「ああ、私の愛しい人は、どこにいるのだろう…」
「知るか!」
逆さまに吊り下がった男は、鬱陶しくも私の前でため息をつき、物憂げな視線を寄こす。
なんて友だち甲斐のない…とぬかすヤツに、
友だちになった覚えなど欠片もない! と言葉を返して私は窓の外に目を向けた。
...
ロワ診断:カテゴリ・ファッション。ネコ診断:占い。光光関連:グルメ。その他診断:主に占い(カテゴリ修正中)
「ああ、私の愛しい人は、どこにいるのだろう…」
「知るか!」
逆さまに吊り下がった男は、鬱陶しくも私の前でため息をつき、物憂げな視線を寄こす。
なんて友だち甲斐のない…とぬかすヤツに、
友だちになった覚えなど欠片もない! と言葉を返して私は窓の外に目を向けた。
...
目の前で光が散り、瞬間、視力を奪われた。
刺すような眩しさに、とっさに上半身を逸らし腕で目をかばうが、
この隙に、斬られるだろうと思い、痛みに備えた。
……だが気が付くと、私と対峙していた男は右の肩口と左の脇腹を結ぶ線上で真っ二つ。
しかも斬りながら瞬時に凍りつかせ...
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この話は、下記キャラを使っています。↓ を先にチラ見して頂けると助かります。
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+ + +
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