ジャンヌ・ラピュセル6
- カテゴリ: 自作小説
- 2013/03/31 21:55:44
リルルはジャネットを背負い、教会へと向かう。リリィはジャネットに縛り上げられた司令官のところに行った。
司令官は気絶しているのか、鉄仮面を外されて下を向いたままだ。
リリィはローブの裾を持ちあげて、司令官のアゴを蹴り上げた。
「ふぐぅわ」と、司令官は目を覚ます。
「あなたに聞きたい事があるの。アルフ...
グイ・ネクストのつぶやきなどを日記でつづっております。
あと詩をつぶやいたりします
感謝の言葉を発信していきます
リルルはジャネットを背負い、教会へと向かう。リリィはジャネットに縛り上げられた司令官のところに行った。
司令官は気絶しているのか、鉄仮面を外されて下を向いたままだ。
リリィはローブの裾を持ちあげて、司令官のアゴを蹴り上げた。
「ふぐぅわ」と、司令官は目を覚ます。
「あなたに聞きたい事があるの。アルフ...
リザードマンたちはわれに返り、一斉に攻撃を開始する。遠くからリリィの叫ぶ声が聞こえる。
「ジャネット、避けてーーー」
リルルはただ眺めていた。(あの不可視の結界は槍ごときでは壊れたりしない)
槍は不可視の結界によって砕けた。
リザードマンたちは動きを停止する。後ろから迫って来ていたオークたちは膝を...
「アルフガルド軍が来たぞーーー。おい、人の話を聞いているのか?そこの牧師さんたち!早く逃げろ」と、黒いシルクハットの帽子を被った男は告げる。「大丈夫です。聖女様が一緒ですから」と、牧師リルルは答える。「殉教者か?勝手にしろ!忠告はしたからな!」と、黒いシルクハットの帽子を被り直し、男は馬車を「えいや...
「そんな村が燃えている。」悲痛な叫びをあげてジャネットはリルルの背中で泣き出した。今降りている坂を下れば村の入り口が見える。
「わかっていたことだろ?アルフガルド軍が攻めてきたから逃げて…いや、ごめん」
「止まってください。祈りを捧げたいんです」
(こんな時に??)「わかった&hell...
リルルは目を閉じた。それから下を向き、もう一度目の前の少女を見た。 少女の瞳は赤い瞳、それも六芒星の聖なる印…伝説の「ただ一人の聖女」と同じ刻印を持つ者が目の前にいる。
(これは何かの夢だ。人間信じたくない光景に出会うとこんな反応しかできないのか?)
「っき。君はあのジャネットなのか?...
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