調子に乗って腐ってみました 3
- カテゴリ: 自作小説
- 2012/06/13 20:02:15
とりあえずセルカの着ていたよれよれぼろぼろの服はあっさり処分し、多少余裕はありすぎるものの、服を買いに行くまで裸にしておくわけにもいかず、自分用に用意してあった新しい服を身に着けさせる。
袖口もズボンの裾も何重にも折り返し、中身よりも空間の方が多そうな恰好で人前へ出る事に情けなさそうな顔をしたセルカ...
とりあえずセルカの着ていたよれよれぼろぼろの服はあっさり処分し、多少余裕はありすぎるものの、服を買いに行くまで裸にしておくわけにもいかず、自分用に用意してあった新しい服を身に着けさせる。
袖口もズボンの裾も何重にも折り返し、中身よりも空間の方が多そうな恰好で人前へ出る事に情けなさそうな顔をしたセルカ...
タイトルこれで決定か?
「まあ、そうだな。とりあえずおれと旅をしてもらおうか」
思考を過去から現在へ戻すと、ティーグはそう言った。
「旅ですか?」
「ああ。だかその前に今直ぐすべき事がある」
急に笑顔を引っ込めて睨みつけそう言うと、子供が硬直したのがわかった。
それへと安心させるようにもう一度笑...
結局名前は、辞書ひいてつけました。
8か国語対象『最新ヒット商品を作るネーミング辞典』より。
最新つーても、もう20年近く前の本ですが^^;
ティーグはラテン語をちょっと変えて、
セルカはスペイン語です。
・・・そーいや題がまだついてませんでしたっけ(;一_一)一話分を短くしたので、その分話数(でい...
「それでさ、」
王子様の心を知ってか知らずか、元カエルは続けます。
「お前も一緒に来ないか?」
「・・・え?」
何を言われたか納得しきれてない王子様に、元カエルは繰り返します。
「だからさ、お前も一緒におれの国に来ないか? と言うか、一緒に来てほしい。
ここへ来てから一年、ずっとお前を見てたんだ。お...
あんまり長いと読むのに面倒かな~と、
ちょっと短くしてみました。
「いやああああ!」
王子様の悲鳴が響く中、カエルは重力によってずるずると壁をずり落ちて行きます。それが床に着いた途端、そこにはカエルの姿はなく、代わりに暗褐色の髪の人間が俯いた状態で手を頭に当て座り込んでいました。
「いっってええ...
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