♪ニコッと時代劇 ~宝珠の巻~ 其の三♪
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/12/30 20:34:51
姫「蒼、紅。早まるでない。
そこを退け。
障子の向こうにおるものには心当たりがある。
この珠を預かりに来たのであろう。」
うさぎ姫は障子を開けた。
すると、真っ青なベビードラゴンがパタパタと羽ばたいて
姫の頭にちょこんと乗った。
姫「思い出したのじゃ。
昨年の年越し...
のほほんと暮らしています♪
姫「蒼、紅。早まるでない。
そこを退け。
障子の向こうにおるものには心当たりがある。
この珠を預かりに来たのであろう。」
うさぎ姫は障子を開けた。
すると、真っ青なベビードラゴンがパタパタと羽ばたいて
姫の頭にちょこんと乗った。
姫「思い出したのじゃ。
昨年の年越し...
紅「…姫様、これは何で御座いましょう?」
姫「おお、これは魔法の水晶玉じゃ。」
蒼「中にはハートが光っておりますね!とても美しゅうございます!」
姫「懐かしいのう。」
紅「これはどのようにして入手されたもので御座いますか?」
姫「これはの……...
♪ニコッと時代劇 ~宝珠の巻~ 其の一♪
第六章始めました♪
※伝言版・コメント欄等で
うさぎ姫が失礼な言動をするかもしれませんが、
どうぞご容赦ください…^^;
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
時は寛永、江戸時代。
年末・師走の忙しい時期であります。
うさぎ姫は...
うさぎ姫は玉手箱を開けました。
すると中から白い煙がもくもくと…
姫 「…ん?
もくもくしておるが、煙ではないぞ?
これは…
夜店のわたあめ(うさぎ)ではないか。」
蒼 「姫様の好物ではありませぬか。」
紅 「姫様、奥で何か怪し...
姫 「…開けてみるか。」
蒼 「ええっ!もうですか!?」
紅 「姫様、わたくし達はみなおばあさまになってしまわれまするぞ!?」
姫 「乙姫にあれだけ世話になり、楽しい思いをしたのじゃ。
信じなければ乙姫に悪いであろう。」
蒼 「まあ、確かにそうですが…。」...