Nicotto Town



【超】短編小説 『〇〇保護団体』


 「あの・・・背中にコレ付いていましたけど」僕はいきなり背後から声を掛けられた。少し眉間にシワを寄せた若い女が何やら摘まんで差し出す。見るとそれは小さくうごめいている。僕が見辛そうにしていると、若い女はさらに僕の顔面に突き出した。
僕は目を凝らした。「わっ!」それは間違いなく毛虫だった。キャベツの...

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