倉知淳「シュークリーム・パニック Wクリーム」
- カテゴリ: 小説/詩
- 2013/12/03 00:34:44
『シュークリーム・パニック』は倉知淳氏の作品集。 「生チョコレート」と「Wクリーム」がありますが、今回は「Wクリーム」の方。 巻頭収録の作品のシュークリームの描写が執拗過ぎるぞ! …というのは置いといて、気になったのは巻末収録の 「名探偵南郷九条の失...
『シュークリーム・パニック』は倉知淳氏の作品集。 「生チョコレート」と「Wクリーム」がありますが、今回は「Wクリーム」の方。 巻頭収録の作品のシュークリームの描写が執拗過ぎるぞ! …というのは置いといて、気になったのは巻末収録の 「名探偵南郷九条の失...
リース・ボウエン著「貧乏お嬢さま、メイドになる」
タイトルに惹かれて購入。 お嬢様が国家を揺るがす犯罪計画を知り、ばったばったの名推理! 最後はこの紋所が目に入らぬか! と水戸黄門ばりの王族特権を振り翳し一件落着!
…と、こんな内容を期待していたんですけどね。 ちょっと期待は...
「聞いてください、わたしの友だち、こんなにも不幸なんです……」
地方FMの不幸自慢コーナーに届いた一通の投書。 疫病神がついていると噂される17歳のココロちゃんを巡る不幸なお話?
そんなお話です。
個人的には後半が惜しい。 できれば、ラジオ放送の体裁を最後...
猟奇的な殺人事件が連続して発生。 傍らには稚拙な犯行声明文が… マスコミが犯人に付けた名は「カエル男」。
タイトルと表紙のメルヘンなカエル(血まみれのナイフを持ってるけど…)に惹かれ購入。 この作者、死体の描写とか格闘シーンの描写が執拗な印象。 死体に蛆は湧くし、...
アリアドニは16歳。 母親とともに生物ロボットの軍事研究をしていたが、 戦局悪化を理由に中立地域の街に一人で疎開させられてしまった。 疎開先でこっそり研究を続けていたが、最近故郷からの手紙が途絶え 意を決して疎開先を脱走、帰ってみると故郷はすっかり変貌していた… (...