砂浜に続く階段に腰を下ろしている
海岸線が長く続きオレンジ色の空に夕日が沈んでいく
波の音が静かに聞こえる塩の香はあの時のまま
折りたたんだメモ用紙を開くようにあの頃を思い浮かべる
砂浜を歩いていた二人で笑いながら
足に少し重い砂の感触がよみがえる江の島のそばに白い富士山が浮いている
あの時のままだ...
砂浜に続く階段に腰を下ろしている
海岸線が長く続きオレンジ色の空に夕日が沈んでいく
波の音が静かに聞こえる塩の香はあの時のまま
折りたたんだメモ用紙を開くようにあの頃を思い浮かべる
砂浜を歩いていた二人で笑いながら
足に少し重い砂の感触がよみがえる江の島のそばに白い富士山が浮いている
あの時のままだ...
京都の夜
鴨川の土手の上
川面を見つめ
打ち上げ花火
ヒュルヒュルと天に舞い
落ちてくるは落下傘
ついでに見える空飛ぶ円盤
四条通を歩く
人、人、人
絣の着物が美しい
提灯が明るく鉾を照らしだす
新町通りに入る
夜店、芋を洗うような人
売り声に掛け声
それ以外は聞こえない
ここにも鉾はそそり立...
瞬間のまなざしに心が止まったあの時
恋
雨上がりの虹を見ている君の横顔が美しいと思った
愛
繋いだ手を強くにぎりしめた時に見せた笑顔
感
想いは止まらないもう暑い夏に負けてはいられない
進
※やはり自分は夏が好きですでも最近の夏は限度越え?
雪が降る白い世界にあなたが映る
凍えた心が小さな音を立てて砕けていく
白い世界にあなたが居る声が微かに聴こえる
泣いているのですか寒さに震えているのですか
白い世界にあなたが居る花の香りが微かに流れる
目をつぶりあなたの名前をつぶやく
白い世界は何処までも続いているあなたの優しさのように
わたしの寂...
カラン、カラン、カランとティーカップにスプーンの当たる金属音が響く
窓の外には抜けるような青い空が広がっている
セミの声もまだ聞こえない6月なのに本格的な暑さが続いている
そんな中ヒコーキ雲が流れていく大空に想い出をなぞりながら
それは一方通行の一筆書き無機質な静物画だ
あなたの爽やかな香りがする
...