Nicotto Town


小説日記。


未来日記所有者14thの日記。
その日の出来事が「全て」小説のように綴られている。
しかし一日一回しか未来が更新されないので、大まかな事しか解らず精密さに欠けイレギュラーに弱い。

内緒のお話【?】



「多分、舌に出来た口内炎くらい」




 大体輪郭を把握した、午後四時夕暮れ君の笑顔。

「おかえり、ギルベルト」

 お持ち帰りは明日の午後九時星の綺麗な悪夢の始まり。

「ただいま、ルーシー」

 捉えられない距離が失くなる、今日の真夜中月の出ない紺色の空。

「まだ来ないの、フランドル...

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作詞(貢物)



消えた言の葉追いかけられない
煌く 夢の終わり

1
閉め出した記憶 思い出せない
さざめいて冴える 心の海
見えない痛み 押さえ込んだ

鏡合わせに 映るあなた
夢なら 覚めないで

飛び散った 赤い唄が
わたしを 切り裂いて

2
閉じ込めた記憶 思い出さない
ざわめいて揺蕩う 無意識の海
...

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消えた空唄【短いの何個か】

# - 魂の味


 死ぬのは怖かった。

「……ぁ……、ッ……」

 出そうとした声が掠れ、喉に小石を詰まらせているようだった。
 気が狂いそうなほどの寒気、真っ白に塗り潰されていく感覚、思考、感情、記憶、思い出。...

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渦巻く嫉妬の甘き恋心

# - 腐った水


 ぬるい水が喉を通る。
 空っぽになったコップから、もう水は溢れない。



 嗚呼
 こんなに傍に居るのに

 貴女は私と違うのね どうして?

 感じる痛みさえ飲み干して、ただ傍に居られる方法だけを考えて生きていたいの


 寄る辺ない感情が溢れた夜は、貴女を想って嫉妬に...

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作詞(貢物)

1
消えゆく言の葉だらけ
耳に残らない
すり抜け溶けていったら
濁る水槽互いの不可侵領域
立ち入り禁止
〝シンユウ〟だって入れてやらない
出入り口もない狭い水槽で息をしてたんだ
世界の成り立ち
宇宙の歴史
考えてみたら 生きることも
くだらなく思えてさ『みんなみんな消えちゃえよ』なんて
痛々しい中二...

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