Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

縄文…

近年、縄文時代に、なんとなく興味を持っている。それをしった、友人が、薦めてくれた本が『俳句の海に潜る』(中沢新一・小澤實)だった。縄文時代のこと、それほど、書いているわけではないのだけれど縄文のアニミズム(モノたちに生命が宿っている)が、俳句の、動物や植物たちとあること、季語をいれることが、通じ合っ...

>> 続きを読む


星と言えば、せいぜい…カンパネルラ

星にまつわる本、だっけ。残念ながら、あまりおもいつかない。SFは、なぜか昔から苦手だった。想像力を未来や宇宙にひろげるのが、なぜかずるいと思っていたのだ。想像力をはたらかせるのなら、この地上で、今、せいぜい昔起こったこととして。そんなふうに長らく思っていたから。今はそこまでは思っていない。SF的なも...

>> 続きを読む


わたしの旅は… その1(『忘れられた巨人』)

 地面にはホトケノザがだいぶ小さな花畑を作っている。だがこのところ、陽射しが少なく、春がすこしだけ足踏みをしているような天気が続いている。今日も雨。
 おもに金銭的な理由で、このところ美術館に出かけていなかった。だんだんわたしのなかで何かが停滞してゆく。目からとびこむ想像世界。それは入口だ。かつては...

>> 続きを読む


瞬く刹那に住まうこと、一期一会の黄昏色 1

 小泉八雲『神々の国の首都』(講談社学術文庫)途中ですこし読むのがだるくなってきた。本のせいではない。わたしのこの頃のなまけぐせのせいだろう。紀 行文的な文章なので、話しの続きが読みたいとか、引き込まれることがないから。つまり読むこちら側が、小説とかでないと読み通すことができなくなってきて いるのだ...

>> 続きを読む


図書室のすすめ

夏にぴったりかどうかはわからないけれど、
梨木香歩の何冊か、このごろ、きにいって読んでいた。
何冊か、だ。
中間小説みたいなのもあるので…。
『家守綺譚』『植物園の巣穴』
この二冊が幻想小説として、心をひらかせてくれた。

このところ、図書館…というか、うちのすぐ近くに
...

>> 続きを読む





月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.