「もう私達、だめね」
「何故そんなこと言うの?」
「だってすれ違いが多すぎる」
「そうだね。でも…
やり直せるんじゃないかな」
君の発言は大きかった
不意にそんなこと言うなんて
愛していたつもりだった
「つもり」と言う言葉が悪かったのか
席を立とうとしていた君
「もう1度会おう...
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「もう私達、だめね」
「何故そんなこと言うの?」
「だってすれ違いが多すぎる」
「そうだね。でも…
やり直せるんじゃないかな」
君の発言は大きかった
不意にそんなこと言うなんて
愛していたつもりだった
「つもり」と言う言葉が悪かったのか
席を立とうとしていた君
「もう1度会おう...
泣きはらだれもした目を
誰にも見せたくなかった
だから昨日は泣きたくなかった
また1週間が始まる
二人で見ることもない鏡の前で
ネクタイが曲がっているとか
寝ぐせの髪が立っているとか
遅刻しそうな時間が迫っているとか
そんな日が続いたのに
もう誰もいないような部屋
何でも知っていると思ってい...
季節が寒さを運んでくるように
列車があなたを運んでくる
そんな一時期があったのに
やってくるのは寒さばかり
駅に行っても誰もいない
雑踏の中見回しても
待っている人はまばらになり
私だけが人ごみの中
立ちつくしている
人の流れには逆らえない
もう辞めたはずなのに
知らせも届かないのに
何故私...
白い息を吐きながら
走ってくるあなた
「おはよう」
「おはよう、ごめん、遅れた?」
そんなことはなかったのに
いつも早くから来て
あなたとの待ち合わせ場所
いつもいつも考えていた
これからの二人のこと
どんな幕が上がるんだろう
まるでスポットライトを浴びるように
浮きあがったシルエット
そこ...
愛って何 恋って何
こんなに苦しいものなの
だた見つめているだけじゃ
叶いっこない
でもそれしかできない
でも気付いてくれなかった
あなたはただ遠い人
近くにいたとしても
手が届かない
だって彼女がいる
私を見つめて欲しかった
私だけを
こんなに見つめているのに
気がついてくれない
だって彼...