泣ける? 其の一『ケータイ小説的。』
- カテゴリ: 小説/詩
- 2009/04/22 00:12:11
ここのところ「泣ける話」がもてはやされている、らしい。
感動的だとか、心洗われる、とか。
でも「泣いてしまう話」はイコール感動的なのか?
人が「感動!」と言ってる話に白々することが多い臍曲がりなので、少々反発しながら考えていた。
そして「泣ける話」の筆頭として、よく携帯小説があげられ...
右往左往。行ったり来たり。
本を読んだり、考えたり。
行き当たりばったりな日々のあれこれ。
ここのところ「泣ける話」がもてはやされている、らしい。
感動的だとか、心洗われる、とか。
でも「泣いてしまう話」はイコール感動的なのか?
人が「感動!」と言ってる話に白々することが多い臍曲がりなので、少々反発しながら考えていた。
そして「泣ける話」の筆頭として、よく携帯小説があげられ...
しばらく不調をかこっていたけど(すみません、ご無沙汰しました)、多少上向いたので書店に寄ってみた。
気持ちの方も浮上したくて。
しばらく放置した生活まわりを考えると憂鬱になって当然ではあるけど。
で、店頭の新刊の棚に妙な物を見つけた。
『這いよれ! ニャル子さん』
……はいぃ?
数瞬...
『配達あかずきん 成風堂書店事件メモ』大崎梢/創元推理文庫 を読んだ。
書店まわりの謎を店員とアルバイトが解いていく連作短編集だ。
ミステリ読みではない人間なので推理小説としての出来は正直わからない。
たが、冒頭を読んで苦笑した。
あるあるある! いるよ、こういうお客さま。
欲しい...
『ニコチアナ』川端裕人 角川文庫、実は少し前に読み終えてました。
『夏のロケット』『The S.O.U,P.』など、この作者はSF的な題材をあまりSFっぽくない手つきで扱う印象があった。
(子育てなど、そうじゃない題材も書いているのも承知している)
相変わらず平静な語り口ながら、今回はこの...
『訪問者ぶたぶた』 矢崎存美 光文社文庫
出版社をまたいで出ている〈ぶたぶた〉シリーズ最新作です。
このシリーズのレギュラー、山崎さんは穏やかな中年男性です。
常識があって心優しく、気遣いのある大人。
職歴豊富さからは苦労人ゆえでしょうか? そしてとっても料理上手。
綺麗な奥さんと...