夕立めいた雨の一日。
いいこと。
・朝顔が遅い午後まで咲いてくれていること。
・明け方や日没によく聞くヒグラシが、
真昼でもカナカナカナと淋しく大好きな声で鳴いてくれること。
・水たまりがあちこちで池をつくること。
・一日二回のベランダの鉢植えへの水やり、一回ですんだこと。
困ったこともあるけれ...
日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。
夕立めいた雨の一日。
いいこと。
・朝顔が遅い午後まで咲いてくれていること。
・明け方や日没によく聞くヒグラシが、
真昼でもカナカナカナと淋しく大好きな声で鳴いてくれること。
・水たまりがあちこちで池をつくること。
・一日二回のベランダの鉢植えへの水やり、一回ですんだこと。
困ったこともあるけれ...
サンバ会場にあらわれた幽霊、というより、生霊?
少々風邪気味で、気づいたら、
深夜0時すぎまでうたたねしていました。
サンバ会場にいたまま…。
そしたら、身体がすけている、ほかに誰もいない…。
このままここにいたら、どうなるのかしら?
ねむいだるい(早くねろって)
目を...
また灯に誘われて死ぬ虫たちの夏がやってきた。
カナブン、蝉、カミキリムシ、稀にカブトムシ。
朝になって、うちのマンションの、
渡り廊下のあちこちに転がっている。
彼らの死によって、その存在を知る夏がやってきたのだ。
けれども、日中だった。
うちの扉の前で、仰向けに脚をばたつかせているカナブンがいた。...
名前を知ると存在するようになる。
たとえば鳥。
数年前まで、私にとって存在していなかった。
今のところに越してきて、色々な鳴き声をよく聞くようになり、
気になって、CD付き野鳥図鑑を買って
おもに鳴き声から、その名前を知るようになっていった。
すると、今まで漠然と、鳥の鳴き声だと思っていたものたちに...
お昼を食べようと湧水池へ。アオスジアゲハの鮮やかな青、コバルトブルーが後ろから肩近くを過ぎ去…、違う、カワセミだ。鳴きながら湧水池から続く小川近くを飛翔し、崖の森へ。ゆっくりと近くにゆくと、又、鮮烈な色彩が逃げ…暫くはその繰り返し。色と鳴き声が飛ぶのを追う、また青が逃げる...
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