動けない まったく身動きが 取れない 何十年も どうやら 底なし沼のようだ 見える景色は まったく変わらず 前に進むことも 後ろに下がることも できない 私は 見捨てられ 飢え死にするしかないのか 80憶分の一の 誰も 知ることのない ページのまま
思いついたこと
動けない まったく身動きが 取れない 何十年も どうやら 底なし沼のようだ 見える景色は まったく変わらず 前に進むことも 後ろに下がることも できない 私は 見捨てられ 飢え死にするしかないのか 80憶分の一の 誰も 知ることのない ページのまま
散歩の途中で 突然あらわれた ふたまたの道 あなたは右へ(僕は右へ行こうカナ) 私は左へ(私は左へ行こうカナ) この道に続くその先で きっとまた(君に あなたに)逢える 約束のキスを交わして ふたりは手を振る
航行の途中で(あなたの一言で) 船底に(ハートの中心に) ぽっかり穴が開き(魚雷を食らったようだ) そこから海水が入り込み あっという間に 沈んでゆく 深く 深く 海中深く ボコボコと音を立てながら。。。
波打ち際で 戯れる 無邪気な子供のように 透き通った色の瞳 セルロイドのような君の髪 肩幅の広い僕 夏の終わりの潮風に吹かれながら 眩しいオレンジ色の太陽を 背に受けて ふたり 優しく腕を組みながら 砂浜に 足跡を残す