光を君にあげる
両手を出してごらん
そう言って彼は私の手のひらに
小さな白く光る透明な欠片をのせた
それは暖かく
見ている前でふっと消えた
瞬間心が呼吸をした
これって・・・
私の心を閉ざしていた
目に見えない凍てついた感情が消えた
心の中へと入りこんだ
小さな光の花束はやがて消え去った
...
光を君にあげる
両手を出してごらん
そう言って彼は私の手のひらに
小さな白く光る透明な欠片をのせた
それは暖かく
見ている前でふっと消えた
瞬間心が呼吸をした
これって・・・
私の心を閉ざしていた
目に見えない凍てついた感情が消えた
心の中へと入りこんだ
小さな光の花束はやがて消え去った
...
月の光の中で
私は影になった
暗い空間を
わけもなく泳ぎ
あなたの元へとたどり着いた
今
灯りを消さないで
あなたの影の一部となったから
心が同化する
黒く刻まれていく時の中で
そのコーヒーを飲んだ後に
灯りを消すのね
時を食べながら
もう少しだけ一緒に過ごせるかな
私は影
夜の影
...
おしりのスイッチを切り忘れた
そんな蛍は昼間でも輝いていた
エネルギーの心配はいらない
省エネタイプの光だから
僕たちはそんな蛍の進歩を
誰も知らない
蛍は目が良い
悪かったらお尻が光るのはマズイ
頭が光らなければいけない
ヘッドライト見たく
暗がりを歩くの探検隊の
光はお尻からでなく頭...
風が木の枝を揺らす
いつになく激しく
波動が聞こえる
心が激しく呼吸をしている
あなたに触れる事
それは夢の中だけ
雨の音が聞こえる
いつになく寂しく
いくつもの雨粒が
木の葉より流れ落ちてくる
その青々と光る葉の葉脈のなかに
今の雨粒より多くの想いが流れているのに
どんなに強く風が吹い...
遠くまで飛べ
真夏の空の下
青空の隙間に
入り込むまで
高く
そしてもっと高く
ジャンプ
君はジャンプ
夏の暑さがのしかかる
重い空気を切り裂いて
軽やかに飛べ
草の中
ジャンプ
ジャンプ
さぁ
そして君はジャンプ
今日はお休み
草むしりでもと思ったけど
膝が痛いので中止
...