蒼く澄んだ光が
芽吹くあなたを照らしている
さっきまでとは違った
眼差しが私を捉えると
その瞳には私と
遠く白い月が写っている
火照る体をいたわる様に
春風が優しく頬に触れる時
昨日までとは違った二人が
無言で影となり佇んでいる
3月9日(金)の日記
気温が少し下がったって春だよね
...
蒼く澄んだ光が
芽吹くあなたを照らしている
さっきまでとは違った
眼差しが私を捉えると
その瞳には私と
遠く白い月が写っている
火照る体をいたわる様に
春風が優しく頬に触れる時
昨日までとは違った二人が
無言で影となり佇んでいる
3月9日(金)の日記
気温が少し下がったって春だよね
...
もう逢えないかも知れない
君に
心と繋がった世界の
君と
現実の世界の
素敵な女性を見つけてしまったから
君より少し丸っこくて
目鼻立ちもちょっとアンバランスだけど
心が通じるんだ
笑顔も素敵だし
君は僕の作り上げた世界の
理想の女性
ある意味では僕の分身
別れるのと違うんだ
僕の心の...
今日の日記
2月27日(火) 晴れ時々曇り
昼間はそれなりに暖かく感じたが
日が陰るとやはり冷え込む
中央線
ガラス越しにあなたの横顔が美しく映る
あなたはどこまでも遠くを見つめている
景色が早く流れていく・・・
その一点を基点として
澄みきった青い空に
飛ぶように景色の冬の緑が切り取...
二日月が空を引っ掻いた時
お日様が西へと沈んで行った
焼けた色彩を
夕空にまき散らしながら
時計の決まって回る秒針のように
それは刻々と行われる儀式のようだ
目の前を通過する電車と
立ち止まっている私達と車の列
その先は現実なのか夢の世界なのか
それは誰も知らない
それでも遮断機が上がる...
冬の雨より冷たい
雪解け水が一筋流れた
それは澄みきった
小さな流れ
その一滴は
遠い海まで届くのだろうか
私の澄みきった
この想いを映し融かしながら
濁ることなく
哀しく陽の光を反射しながら
海よ
遠く限りなく広く深い海よ
私の心の一粒をその中に
融かしきってくれないか
忘れきれない...