☆「てんのじ村」難波利三
- カテゴリ: 小説/詩
- 2013/04/17 00:12:53
これは、コテコテの大阪を舞台にした名作(直木賞受賞)です。簡単にいうと、昭和のごたごたした時代を生き抜いたある漫才師の物語です。モデルになった大阪の新世界界隈はいかにも大阪の下町らしいところです。また、あまり知られていないようすが今ではてんのじ村の碑も立っています。詳しく知らなかったのですが、歴史は...
TAKEのつぶやき
これは、コテコテの大阪を舞台にした名作(直木賞受賞)です。簡単にいうと、昭和のごたごたした時代を生き抜いたある漫才師の物語です。モデルになった大阪の新世界界隈はいかにも大阪の下町らしいところです。また、あまり知られていないようすが今ではてんのじ村の碑も立っています。詳しく知らなかったのですが、歴史は...
最近ご無沙汰していますが、結構読んでいました。
角川映画にもしばしばなるくらい有名な方ですが、「何が言いたいのかよく分からない」などと仰る意見もよく聞くところでした。
小生の意見ですが、長距離列車で一人旅をするときなどにウイスキーと一緒に持っていきたい本ですね。
如何でしょうか?
芥川龍之介と聞くとなにやら硬くて取っつきにくい印象を持たれるようですが、国語の教材によく取り上げられるせいでしょうか?
個人的意見ですが、文学がどうのこうのと言うより読んでみると面白いものばかりです。中でもこれがお気に入りの作品です。スジを言うとネタバレになるのですが、簡単に言うとある精神病院の入院...
久しぶりに物置の整理をしていたら、忘れ去られた横溝正史(角川文庫)が全巻出てきました。学生時代から古本屋を巡って買い集めたものですが、どちらかと言えば江戸川乱歩派なのでまだ読んでいないものも結構あります。これから気合いを入れて改めて全巻読んでみようと思います。正直言ってハイテンションでワクワクしてい...
映画も小説もハードボイルドは大好きですが、この作品は別の意味で大好きです。主人公のプロのサギ師・岩内亮(イワナイマコト:本当のことは言わないという意味です)を初めとして一癖も二癖もある登場人物がなんとも痛快です。
岩内亮たちは偽装船舶事故を起こしては保険金をだまし取ることを繰り返していたのであるが...