青い頁の中に私はいた少し寂しそうな顔をして海を見つめている
波の音に重く心を揺るがせながら椅子に浅く腰かけたまま今目をつぶり動かずにいる
終わることのない執着それがあなたへの愛だと知った
失うことの恐怖それが私を無口にしてしまった
そこに止まってしまった私ときめきだけが静かにうずく
青い頁の中に私は...
青い頁の中に私はいた少し寂しそうな顔をして海を見つめている
波の音に重く心を揺るがせながら椅子に浅く腰かけたまま今目をつぶり動かずにいる
終わることのない執着それがあなたへの愛だと知った
失うことの恐怖それが私を無口にしてしまった
そこに止まってしまった私ときめきだけが静かにうずく
青い頁の中に私は...
雲の名前を呼んでみた振り返ることもなく流れていく
秋の澄み切った青空に浮かんだ雲にもきっと名前があるに違いない
少しやせた雲に目いっぱい太った雲
あなた方の名前はいったい何なのか
読んだら違っていても瞬間でも立ち止まってくれてもいいのに
幸せそうに浮かんでいる雲昼寝でもしているのだろうか
空に向かっ...
静かに去っていくあなたがいる
その後ろ姿に花を手向ける
あなたの笑顔が浮かぶ空がこんなにも青いから
歩みを進めるたびに想い出が一つ一つ落ちていく
私はそれらを一つ一つ拾い集め胸に抱く
大切にそっと
それは温かくあなたの香りを漂わせ瞬時に消えていく
少し冷たい秋の風が吹いた
涙が秋色に寂しく染まった
...
派手なカラーに彩られた夏も終わり少し控えめな今は白黒の秋がやってきた
急いで季節に色を付けていこう
高く高く青く澄んだ空広く広く黄色と紅に燃える木々の葉
新しい季節がやってきた
あなたの心に映りこんだ私をあなたは何色に変えてくれるのだろう
私の心に映りこんだあなたを新しい色に変えていく私がいる
高ぶ...
秋への道が少しづつ開けていく この道は二人で歩いた道だ
そう夏の暑さを振り払うように私たちは愛を振りほどいていった
それが正しい選択であるか私たちにはわからない
澄み切った空の青さがまぶしいそよぐ風はいつものように二人の髪をなでる
歩いている二人で今
日が暮れるまで街を
最後の日を無言で
...